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2008.06.02

スポンジ

部屋に散らかるゴミは
私に吸われてしまった残骸
吸い尽くされたりされなかったり
大事にされたりされなかったり

捨てられない理由があるわけでもなく
そのままあるがままをさらして
読み終えたものも読まれぬものも
散らかされるのも片付いているのも

針を刺して吸ったのではなく
ただ私というスポンジを押し当てて
染みつつ交じりつつ
模倣されつつ消化されつつ

諦めてしまった私には
それしか残されていないのだから
拒むことも追うことも
夢見ることも捨てることも

要らない

何も要らない

要らないからある

自分ごと捨ててしまう

見えなくしてしまえ

消えてしまえ

さっぱり

スポンジのように生きたいと思うのは人としてどうでしょうか。
それなら雨に濡れて帰ることもできたでしょうに。
含んで重くなって潰れて染み出して
それでも来るものは拒まず。
節穴だらけの目で見つめながら。

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