jpの行方
よく聞かれる質問に、どうしてguildwarsで日本は他の言語地域にいけないのか、というものがあります。
もちろん「どうして」に答えられるわけはないのですが、これまでの流れと現状についてまとめてみることはできます。
その中で、JPの特殊性が分かるのではないかと。
追記:
書いていたら長くなりすぎたので、要約すると
http://wiki.guildwars.com/wiki/Territory
これ読めってことにしておきます。
Guildwarsの一つの特徴に、分割されたサーバーが存在しないというものがあります。
ゲームゾーンではインスタンスを使うことで、また交流可能な場所は
Districtという平行分割により負荷を軽減することでそれが可能になっています。
このDistrictは更に言語フィルターの役割も果たしており、発売されるリージョンや
言語ごとにDistrictが分かれることで、open chatや意思疎通がスムーズになっています。
異なる言語間での行き来には、International Districtが用意され、
そこはどのリージョンでも来ることが出来るようになっており、
またPvPのマッチングなどでdistrictとは無関係にすることで、MOでありながら
世界のプレイヤーとも交流があるというのも特徴です。
もう一つ、リージョン同士の抗争(HAの勝利)により、特定のPvEゾーンがその
リージョンにのみopenされるという仕組みもありました。
それ自体は優れたシステムでした。
それが過去形なのは、このシステムは一部変わってしまったからです。
一つは、リージョン抗争の要素がなくなったこと、それに続き、
internatinal districtではなく、直接乗り入れが可能になるという変更がされたために。
まず、USとEUが直接乗り入れ可能になりました。
事実上、9割以上のプレイヤーがその2つのリージョンに属しており、
同じ言語圏でありながら基本的には分断されていたその二つの区分は
リージョン対抗の要素がない後はただの障壁に過ぎなかったからです。
こうなると、他の4地区、KR、JP、TW、CNは一層マイノリティーになります。
このため、次々と統合吸収されました。
最後に来たCNは、ビジネスとして成り立たなくなったためKRと統合されASIAになりました。
その理由は立ち上げが手間取ったためにほとんどのCNは他のリージョンでプレイしている
ということがあげられるでしょう。裏向きには、CNの主要プレイ層がRMTのため、
もっとも盛んなリージョンに出入り出来なければ意味がないため
誰もCNに来ない、というのがあります。
TWは、その前に設立されたもののなかなか伸び悩み、今年四月に最終的には
吸収されるという形になりました。しかも、ASIAではなくUSに。
政治的な問題なのかどうかはさておき、事実上TWも消滅です。
KRは、guildwars立ち上げからUS、EUとともにあるリージョンです。
発売元のNCSoftが韓国ということもあるのでしょうが、発売時はそれなりに大きい勢力でした。
しかし韓国国内ではヒットしなかったためプレイヤー数がどんどん減ってしまいました。
今年はじめにUS-EU-KRは完全相互乗り入れとなり、過疎リージョンでも
プレイが続けられる救済処置がされたという感じです。
JPも、KRと同じように統合される予定でした。
KRの乗り入れのパッチには、こうかかれています。
"Restrictions on travel to Japanese and Taiwanese language districts
will be removed in a subsequent build."
しかしTWは4月に吸収されたものの、JPだけは残される結果になっています。
現状を一目で見られるのがこちらです。
http://wiki.guildwars.com/wiki/Territory
さて、これを見れば分かるとおり、なぜJPだけが特殊なんでしょうか。
私自身はUSのアカウントメインのためにJPのみの情報は集めていません。
よってこの先は私の憶測だとあらかじめ明言します。
-----
JPはNCJAPANの管轄で独自に行って収支も別計上されているため
統合するとなればその精算が必要。
特に、日本だけ存在する「月額課金システム」があるため、
他と違い定期的な収益があり、またそのためのコストが発生している。
このシステムをどう吸収するのか。
また、月額課金のために日本は他よりも大量の「不良アカウント」を抱えているはず。
おそらくアカウント総数では他のリージョンに匹敵するほど、または
超えている可能性すらある。
不良アカウントは、プレイされていないアカウント以外にも、
RMTのために作られた捨てアカウントがある。JPは事実上そのための抜け穴に
なっている/いたという指摘がある。
完全乗り入れ可能になった場合、海外ユーザーがその抜け穴でアカウントを
作れるようになってしまうと向こうのビジネスモデルが崩壊してしまう。
結果として、日本独自のサービスである月額課金が、
JPプレイヤーの首を絞めているとは皮肉な結果といえるだろう。
-----
おそらく、これを対処するとなると、日本切捨てに近いことが行われるでしょう。
全月額課金アカウント削除に踏み切る余裕があるとは思えません。
だからといってパッケージユーザーのみの相互乗り入れという、JP内に
壁を作る方策もありえない。
果たしてこれは解決するのか・・・なかなか難しい問題です。
実際このままで困ることもそれほど多くないと思います。
JPはそもそもJP独自の言語ですし、プレイスタイルとしても
閉鎖的な傾向はあると思います。
むしろこのままのほうが幸せなんだろうと正直思っています。
私はUSですが、もうほとんどUSの利点でプレイすることも少ないです。
同盟バトルも一人野良してませんし。
まぁ、プレイ時間がかなり少なくなったからですが。
| 固定リンク

コメント
うーん、課金で実際残っている人の割合はどれくらいなんでしょうね。
引退、長期休暇中の知り合いは皆、パッケですし。
課金を無くすとなると、救済処置が必要だとは思うのですが。
(課金期間に応じてシリアル配布、割引販売など)
同盟バトルをやるには日本の今の状況ですと
インターに行ってもPTが組めないのがキツイです。
野良でやっても楽しめるPvPなのにもったいないかなと。
アジア地区で統合してもらえるほうが良いと思います。
GW2が来たらますます人が減るかもしれないし・・・。
その前にどうにかならないものでしょうかねぇ。
投稿 kanon | 2008/05/27 08:00
他にありうる手段としては、同盟バトルなど一部PvPのみ乗り入れ可能というものですかね。JP救済の意味しかないそんなシステムを取り入れてもらえるかどうかは分かりませんが、弊害が少なそうに見えます。
まあ、ゲームできないよりはUSで野良する方がましなのかもしれませんが、普段見慣れてる何あいつら、というのとチーム組むのは慣れないとギャップがありますので注意(笑)
投稿 Dooom | 2008/05/29 02:09