Tyriaの歴史-前編
#guildwars付属のmanuscriptから、History of Tyriaを訳してみます。
#逐語訳に近いですが・・・
今より遡る事3000年、「総ての狭間[Rift]」より現れたある翼竜族がTyriaの地に降り立ちました。よくいる翼竜とは異なり、彼らは直立歩行し、言語も持ち、複雑に進んだ文化を守りついでいました。彼らこそ、この世界の守護者として古き神々により召還されたものだったのです。その使命は、神々が世界を作り続けるこの過渡期に、この地に住む他の生き物たちの番をすることでした。
#「総ての狭間[Rift]」は世界の中心であり総ての源である地の事です。ここに至る道を競い合うのがtombのHall of Heroだったりします。
西は曇り海岸[Tarnished Coast]から南のセイレーン湾[Bay of Sirens](現在は悲しみの海[Sea of Sorrows]と呼ばれてます)、極東の水晶砂漠[Crystal Deserd]からKrytaの北の海岸にある巨人盆地[giants'basin]に至るまで、Tyriaの地はこの神秘なるものの庇護下で栄えました。翼竜たちは、大地の庇護者、知識の番人、万物の教師であり、その時代の世界は調和を保っていました。
しかしその世界に、新しい種族が誕生しました。彼らは翼竜でも野獣でもありません。植物や石でもありません。彼らには体を守る殻がありませんでした。獲物を切り裂く爪もありませんでした。彼らは裸で身を守るすべなく生み出されました。たった一つの事、支配欲を除いて。
この新しい生物こそほかでもない私達人間でした。そして、人は瞬く間に征服を始めました。大陸のあちこちに都市が作られました。城壁が築かれ、武器が鍛え られました。自分達に足りなかったものを、人はただ作っていったのです。金属の鎧や鋭い槍を作ることが出来たので、私達には頑丈な皮も鋭い爪も要りません でした。火を発見し、自身の言葉で書物を書き、知識を歌や詩で受け継ぎました。すぐに人間は必要なもの総てを得て、他の生物を支配するようになりました。 動物狩りを楽しみ、密林からdruid達を追い出し、自分達の物ではない地を取り上げて行きました。人は世界の支配者になり、大地の恵み総てをどんな代償 もなく得ることになりました。
一世紀も経たない間に、Tyriaを守り育んできた竜はもはや不要になってしまいました。彼らが保ってきた均衡は崩れ去り、元に戻す手立ては見当たりませ んでした。変わり果てた世界を眺め、大陸の支配権を巡る戦争に関与することなく、竜は人の世界から退きました。海岸や密林から姿を消し、高知や山地にある 住居はうち捨てられました。新参者を残して、竜は人間達が住む事の出来なかったたった一つの地、水晶砂漠へ移り住みました。
竜が再び人の世へ戻る事は無く、少しずつその影響は消えて行きました。人間にとって、彼らは過去の一部で、伝説や神話の中でのみ語られる存在になりまし た。ついにはその記憶はほとんど人の意識から消えました。しかし実際には、彼らは居なくなったのではなく、ただ忘れ去られただけなのです。
竜たちの隠居をよそに、神々は世界の構築の手を止める事は無く、生み出した子供達への愛から彼らは魔法を作る事にしました。それは総ての知性ある生き物 が、生きる苦しみを和らげ、より楽に生き延びる為の贈り物でした。その贈り物は完成し、神々はそれを人やCharr、TenguやDwarf、ミノタウル スやインプといった大地の総ての種族へ贈りました。
しかし神々はある一つの事を計算に入れてませんでした。「欲」です。
すぐさま、魔法を得た種族達は支配を巡る戦争を起こしました。その激しい破壊は、人を絶滅の際へと追い込みました。総てが失われたかに見えた時、人間の全 部族のリーダーであったDoric王自身が、Orrian半島にあった神々の町Arahへの長く困難な旅を成し遂げました。彼は神々への拝謁の機会をえ て、助けを乞いました。戦争を止め、再び平和をもたらすようにと。
神々はその願いを聞き、世界に干渉しました。
こうして天地創造は完成となりました。その最後の段階として、神々は生き物達に贈った魔法の力を取り上げ、一つの大きな石の中に封じました。そしてそれを 5つの破片、4つの対称な魔法の石と一つの要となる石とに分割しました。その要石なしでは他の4つを組み合わせる事は出来なくなっていました。
先の4つの石は、保護、破壊、攻撃、拒否というそれぞれの魔法を具現化したものでした。魔法は世界に存在し続けましたが、一体の生物が、それら4つの破壊 的な力総てを支配する事はなくなりました。贈り物を手にした生き物は、それを総て使いこなす為には協力せねばならなくなりました。
神々はDoric王に語りました。彼が平和を請うたのだから、彼とその子孫が石を守る責を負わなくてはならないと。その誓いのため、Doric王の血がそれぞれの石の封印に使われました。
そして、魔法の石は一つずつ、Kryta王国の南岸にある火口へと放り込まれました。神々はそうしてこの世界を永遠に去りました。その贈り物の均衡は保たれ、欲望を避ける事が出来たと確信して。
そして総てはうまく進みました。どの種族も他を支配する事はなく、世界は再び平和になりました。
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